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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

やっぱり、もう、アクション映画としてインディが主役を張るのは難しかったのではあるまいか。想像以上にハリソン・フォードの動きがおじいちゃんだったので我ながらショックでした。あと、オチが……。「夢オチ」と並んで、決してやってはいけない「宇宙人オチ」なんだもん。おまいは馬鹿にしとんのか? と思いましたですよ。特撮映像は素晴らしいんですけどね。しかし儂には、しょーもないオチに説得力を持たせるための(そして、ハリソン・フォードの年齢を誤魔化すための)メクラマシにしか見えなかったな。

冒険譚なんだから別に破天荒でも矛盾だらけでもなんでもいいんだけれど、人間の物語として描いてほしかったですね。故手塚治虫氏が「モアイ像やナスカの地上絵を宇宙人の仕業だとかいう人がいるけれどトンでもない。そんなふうに考えたらロマンもクソもない」と言っておられたのを思い出します。あれを人間がいかにして描きえたか? というところにロマンというのは生まれるわけですから。そう、今回のインディ・ジョーンズには三部作に横溢していたロマンがないんだよ。だから胸が躍らないの。

ケイト・ブランチェットは相変わらず完璧な役作り。姫川亜弓のような女優だ。裏切り者の相棒役をやったレイ・ウィンストンも相変わらず達者。ちなみに彼は容姿的に儂の理想のオッサンです。いままでは「セクシービーストの」とか「ニル・バイ・マウスの」とか「ディパーテッドでジャック・ニコルソンの手下だった」とか説明してもわかってもらえなくて淋しかったんですけど、これからは「こないだのインディ・ジョーンズの……」と言えば膝を打ってもらえそうなので嬉しいです。大作にも出てるけど『ナルニア』ではビーバーおやじの声だったし、『ベオウルフ』は主役だったけど3Dだったしな(トホホ )。

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コメント

賛成!宇宙人オチは、冒頭の伏線がはってあっても、やっぱりかい・・・とかなりがっかりでした。1957(私3歳)の設定とはいえ悪が初期007並というのもなぁ。ルーカス・スピルバーグは、インディの後を此度登場の若者に託すのだろうか。うーん、確かにかなり奮闘はしていたけど・・・。

昌DON@京都さま
なんか、こんなことをいうと一部のファンに怒られそうですが、インディって、そこまでこだわるほどのキャラじゃない気がするんですよねー。三部作は不朽の名作とまではいかないけれど、素敵にエキサイティングな完成度の高い娯楽映画だったんだから、そのままそっとしておけばいいのに……と正直、思います。
なんというか今作は、ハリウッドのクリエイティビティの枯渇を如実に物語る作品でした。同じような三部作の余禄でも「ウルヴリン」は超愉しみにしてるんですが(笑)。マグニート抜きで、どこまで面白くできるのか不安もありますけどね。

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